展示を終えて

中野区野方の雑貨店gufoさんでの展示が終わりました。

この作品では、家で育てているオリーブの木に漂う穏やかなエネルギーを表現しました。タイトルは「マジックアワーのオリーブの木」です。マジックアワーとは、日没後の「太陽は沈み切っていながら、まだ辺りが残光に照らされているほんのわずかな、しかし最も美しい時間帯」を指す写真・映画用語です。この時間帯に見られるオリーブの木が一番情感たっぷりだと感じたので、この題名にしました。

学生時代以来の展示会でした。
作品を無事に完成できるのか?という緊張感や、作品をお店でお披露目する高揚感を久々に味わうことができました。
時々通っているヨガの先生が、「絵も瞑想なんですよ」と言っていました。
今回の制作でも、絵を描くこととヨガをすることは似ているなと思いました。
力が入りすぎると良い絵が描けないし、上手にヨガをしようと思うとポーズを深めることができない。

絵と自分の関わりは時によって変わってきました。自分の存在を主張するためのものだったり、共感を求めるためのものだったり、救いを求める対象だったり、喜怒哀楽をぶつける相手だったり、単なる暇つぶしや、癒しを求める行為だったりしてきました。

次は5月に書道家の友人と二人で、東日本橋にあるダイニングバーで展示をする予定です。
のんびり制作活動をしていたいと思います。

 

 

 

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